研究課題/領域番号 |
18K06446
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45060:応用人類学関連
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
高原 円 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (20454150)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 睡眠 / 脳波 / 聴覚 / 意識 / 聴覚刺激 |
研究成果の概要 |
睡眠中のヒトが環境の音を「聞く」しくみを,意識統合レベルとの対応関係から生理学的アプローチにより検討した。睡眠中にはさまざまな意識状態が混在しているが,現在では睡眠段階による大まかな分類による研究が中心となっている。しかし,睡眠中にほぼ一貫して報告される夢見体験という意識の統合状態と聴覚との対応関係は明らかではない。そこで,記録した脳波より得られる事象関連電位から外界音への脳の応答性を算出し,被験者自身の夢見報告との対応関係を示すことで,睡眠中に「聞こえた」という体験が生じるのに充たされるべき意識統合レベルと脳活動を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
睡眠中にはさまざまな意識状態が混在しているが,現在では睡眠段階による大まかな分類による研究が中心となっている。本研究では,記録した脳波より得られる事象関連電位から外界音への脳の応答性を算出し,被験者自身の報告との対応関係を示すことで,睡眠中に「聞こえた」という体験が生じるのに充たされるべき意識統合レベルと脳活動の要件を示した。本研究の成果により,ヒトの意識の生物学的基盤の解明や,意識障害等の臨床的治療への応用,騒音対策や睡眠関連商品開発への貢献が期待される。
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