研究課題/領域番号 |
18K06450
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45060:応用人類学関連
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研究機関 | 北九州市立大学 (2020-2021) 広島修道大学 (2019) 福岡女子大学 (2018) |
研究代表者 |
福田 裕美 北九州市立大学, 国際環境工学部, 准教授 (50551412)
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研究分担者 |
森田 健 福岡女子大学, 人間環境科学研究科, 教授 (20326474)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 光曝露 / 食事誘発性熱産生 / 課題集中能力 / 日内変動 / メラトニン / 光暴露 / 夜間の光 / モニター画面 / エネルギー消費 / BMI / 体内リズム / スマートフォン / 生活習慣病予防 |
研究成果の概要 |
本研究で、若年者の日常生活におけるモニター画面の利用実態とそこから受ける光刺激を把握し、その刺激によってDIT(食事誘発性熱産生)を指標とした生体リズムに影響が見られたこと、モニター画面からの光刺激量は生体リズムを乱すほど強いとは考えられないが、映像内容による脳活動の賦活がDITに影響を及ぼした可能性が考えられることなどが明らかになった。研究成果は、学会発表、学術雑誌への寄稿、市民公開講座での講演などを通じて、社会的に還元することができたと考えている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、夜間の光刺激は体内リズムを乱すことが懸念され、特に若年者のスマートフォンの利用が増加する中で、就寝前の光刺激が心身への悪影響を及ぼすことが懸念されてきた。本研究では、若年者の日常生活におけるモニター画面の利用実態を調査し、その影響を実験的に明らかにした。実際のモニター画面からの光刺激量はこれまで生体リズムに影響がないと考えられてきたレベルであるにもかかわらず、実際に生体リズムは影響を受けた。視聴内容によって脳の賦活が生じ、生体リズムへの影響につながることが示唆され、若年者を中心としたモニター画面の利用への指針化につながる重要な知見を得ることができたと考えている。
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