研究課題/領域番号 |
18K06479
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分46010:神経科学一般関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
酒井 晶子 新潟大学, 医歯学総合研究科, 日本学術振興会特別研究員 (70532745)
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研究分担者 |
中戸 隆一郎 東京大学, 定量生命科学研究所, 講師 (60583044)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 脳発達 / 抑制性ニューロン / PV細胞 / コヒーシン / クロマチン / ATAC-seq / 臨界期 / 神経回路可塑性 / パルブアルブミン陽性(PV)細胞 / コルネリア・デ・ランゲ症候群 / ChIP-seq / クロマチン高次構造 / 神経可塑性 |
研究成果の概要 |
幼年期の経験により脳が柔軟に発達する過程の、遺伝子発現調節機構は不明な点が多い。本研究では、マウス大脳皮質の発達をモデル系として、染色体の高次構造を調節するコヒーシンの挙動と役割を調べた。視覚経験により視覚野コヒーシンのゲノム結合位置は変化した。また、経験により発達して回路を調節する抑制性ニューロン(PV細胞)の成熟と、それに伴う遺伝子発現変化にコヒーシン関連因子が必要であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
こどもの脳の正常な発達には、回路を調節する抑制性の神経細胞の働きが欠かせない。中でも経験により発達するPV細胞は、神経回路発達および精神疾患における重要性が示唆されながら、脳内の細胞数の少なさから遺伝子調節の研究が遅れている。本研究では、マウス脳からPV細胞を分取し、発達段階を追って遺伝子発現の解析を行うことで、PV細胞の発達を促す遺伝子群や、その調節に関わる因子の役割を明らかにしてきた。本研究の成果は、脳の成長のしくみと、その異常による精神疾患の原因の解明につながると期待される。
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