研究課題/領域番号 |
18K06482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分46010:神経科学一般関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
大村 威夫 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (70402295)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 神経再生 / 中枢神経損傷 / PAC / 視神経損傷 / 中枢神経再生 / 光活性化アデニル酸シクラーゼ / アデノ随伴ウイルス / マウス後根神経節 / マウス視神経 / cAMP |
研究成果の概要 |
マウス後根神経節培養神経細胞にPAC遺伝子を導入し細胞を青色LED(450 nm)を照射することにより、PACの活性化を行い、コントロールベクターと軸索伸長、発芽率について比較検討を行った所、PAC遺伝子導入群において有意な軸索伸長と発芽が見られた。続いて視神経損傷モデルを用い、マウス網膜神経節細胞にPAC遺伝子を、AAVベクターを用いて導入し、視神経損傷後の軸索再生をin vivoにて検討したところ、PAC遺伝子導入したマウスにのみじくさくさいせいが 見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳梗塞、脊髄損傷などの中枢神経損傷に対する有効な治療法は確立されておらず、これら疾患から回復することは極めて困難である。我々の研究ではPACを介し、中枢神経の損傷モデルである視神経損傷において軸索再生の促進が見られたことにより、今後中枢神経損傷患者に対する治療の一助となる可能性が示唆された。
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