研究課題/領域番号 |
18K06509
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分46020:神経形態学関連
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
恒岡 洋右 東邦大学, 医学部, 講師 (50549011)
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研究分担者 |
船戸 弘正 東邦大学, 医学部, 教授 (90363118)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | MPOA / 性的二型 / ISH / Moxd1 / 内側視索前野 / Creマウス / DREADD / AAV / 性行動 / 攻撃行動 / 神経解剖 / 本能行動 |
研究成果の概要 |
内側視索前野は性的二型がみられる生得的な行動の中枢領域として知られている。我々は内側視索前野において新規な遺伝子Moxd1などによって性的二型細胞集団を見出した。この細胞集団の機能を検討するため、遺伝子改変マウスの作成とその局所的遺伝子導入により、行動表現型の変化を検討した。その結果、我々が見出した性的二型細胞集団は性行動や養育行動と深く関わっていることが示唆された。また、その過程で新たなISH法の開発に迫られ、その開発に成功した。この手法では簡便性や再現性に優れていると共に、感度も非常に高い技術であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、性は社会的にも連続的なものであり多様性があるものとして捉えられるようになりつつあるものの、性典型的な行動がどのようなメカニズムで表出されるのかについては大部分が不明である。そのような性差を脳の構造的な差異として示すことが出来るという点に本研究の意義がある。また、新規ISH法は非常に簡便かつ低コストであり、様々な生体情報をこれまで以上に容易に得ることが出来る技術である。
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