研究課題/領域番号 |
18K06538
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分46030:神経機能学関連
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研究機関 | 公益財団法人実験動物中央研究所 |
研究代表者 |
松本 圭史 公益財団法人実験動物中央研究所, ライブイメージングセンター, 研究員 (60513463)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | マーモセット / 神経科学 / 2光子顕微鏡 / 2光子顕微鏡 / 2光子イメージング / 体性感覚 |
研究成果の概要 |
本研究は、異常アミロイドタンパク質が神経細胞内で発生し、近隣の細胞へ伝播する過程を2光子顕微鏡により観察することを目的としている。そのため1)同一細胞を長期間観察するための手技、2)神経細胞間の接続状況の同定、3)神経細胞の機能異常の同定の確立を行った。そこで、1)gore-tex社製の人工硬膜を使用することで、最長4ヶ月の観察に成功した。2)アミロイド伝播による機能的な影響を観察するため体性感覚野を対象にし、体性感覚野と運動野との接続を明らかにした。さらに、3) 大脳皮質体性感覚野の刺激への応答パターンを同定した。これにより、機能異常が見られた時の刺激応答の変化を比較することが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アルツハイマー病やパーキンソン病といった異常アミロイドタンパク質の伝播と蓄積により生じる疾患は、非常に多くの患者がいるにもかかわらず、現在のところ未だ根治治療薬がない。特に、アルツハイマー病などの認知症患者は、現在日本において数百万人規模であり社会問題化している。本研究でこれら疾患研究の、霊長類における基礎研究基盤を整えたことにより、今後これら疾患の治療に対する研究が推進すると考える。
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