研究課題/領域番号 |
18K06555
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 (2019-2020) 北里大学 (2018) |
研究代表者 |
大城 太一 名古屋大学, 医学系研究科, 特任准教授 (30458765)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 微生物資源 / 脂肪肝 / 脂肪肝炎 / 脂質代謝 / 天然物 |
研究成果の概要 |
肝臓で中性脂質 (コレステリルエステル (CE) とトリグリセリド (TG))が異常蓄積した脂肪肝状態は、炎症と線維化を惹起し、脂肪肝炎へと進展することから、その予防・治療法が求められている。本研究では、1) 微生物資源を対象に、脂肪滴として中性脂質生成を阻害する機能分子と、脂肪滴を除去する (分解する) 機能分子を探索し、2) 既に研究代表者の研究グループが発見した脂質代謝を制御する機能分子もしくはその誘導体の動物レベルでの有効性を検証し、3) 項目1)で発見した新しい機能分子の構造やその標的分子を解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、未だに治療薬のない脂肪肝/脂肪肝炎に対して、独自の細胞評価系を構築し、その評価系を用いて、微生物資源から中性脂質代謝を制御する新規機能分子を発見し、その標的分子を明らかにしたことは、学術的意義が非常に高い。また、研究代表者の研究グループが発見した独自の機能分子について、動物レベルで有効性を確認したことは、創薬への展開が期待でき、国民の健康を維持するために、社会的意義も非常に高い。
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