研究課題/領域番号 |
18K06574
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
松谷 裕二 富山大学, 学術研究部薬学・和漢系, 教授 (50255858)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 抗癌剤 / 天然物 / アンドラスチン / 医薬設計 / メロテルペノイド / 抗癌性 / 酸化度 / 誘導体設計 / 抗癌作用 |
研究成果の概要 |
メロテルペノイドとよばれる天然物群をモチーフとし、構造を簡略化しつつ薬理活性構造を保持した誘導体を設計して、その酸化状態と生物活性の関係性について探求することとした。多様な設計構造を得るための、鍵となる中間体の合成経路を開拓し、骨格を酸化するための方法論についても知見を得た。各種化学変換を効率良く行うための、反応条件最適化を達成できたものと考えている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抗癌作用が期待されるアンドラスチンというメロテルペノイドのCD環部を抽出して、構造単純化した新規誘導体の合成経路開拓に、道筋をつけることができた。構造簡略化により、合成化学的なアプローチが容易となるものである。これらの結果は、新規抗癌性化合物を探索するための基盤として、今後の抗癌剤創薬への展開が期待できるものである。
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