研究課題/領域番号 |
18K06576
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
藤岡 弘道 大阪大学, 産業科学研究所, 特任教授 (10173410)
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研究分担者 |
滝澤 忍 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50324851)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 塩化学種 / アセタール / 脱保護 / in situ protection法 / 反応性の逆転 / 環状エーテル / amphidinolide C / ホスホニウム塩 / アンフィジノリドC / 不斉ジヒドロキシ化 / 光学活性THF環 / 不斉酸化 / AD-mix-β / アセタール型塩化学種 / 芳香族MOM-エーテル / ホスホニウム塩化学種 / α,β-不飽和アルデヒド / α,β-不飽和エステル / α,β-不飽和アミド / ピリジニウム型塩化学種 / 官能基選択的脱アセタール化 / エノン / 環状エーテル化合物 / アセタール型ピリジニウム塩 / アセタール型ホスホニウム塩 / 含フッ素化合物 |
研究成果の概要 |
ピリジニウム型塩生成の真の活性種を明らかにした。次にアセタール間での選択的脱保護、従来法とは逆の反応性を持つアセタールの脱保護法を開発できた。また混合アセタールからピリジニウム型塩中間体を経る手法を用いて単一のエーテル化合物を得ることにも成功した またin situ protection法を用いて、α,β‐不飽和アルデヒド存在下でのエノンの変換反応や、α,β‐不飽和エステル存在下でのα,β‐不飽和ワインレブアミドの変換に成功した。さらにα,β‐不飽和アルデヒドとα,β‐不飽和エステルを併せ持つ鎖状化合物から実用的なone-potエーテル環の不斉合成に成功し、アンフィジノリドCを合成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
申請者のアセタールの脱保護は、弱塩基性条件下で進行するユニークなものである。また従来法と逆の反応性を示すため、従来法では共存できない官能基も共存できるため、我々の手法の拡大は大きな意義がある。 またin situ protection法を用いると、高反応性の官能基の保護・脱保護の過程が不要であるため、これまでにも様々な手法が開発されているが、それらは厳密な反応制御が必要である等の問題を残していた。申請者の手法は厳密な反応制御が不要で、かつ市販の試薬を用いるため、非常に実用性の高いものである。さらに環状エーテル合成法は非常に効率が良い手法であり、含エーテル環天然物の合成に威力を発揮する。
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