研究課題/領域番号 |
18K06581
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
森本 浩之 九州大学, 薬学研究院, 講師 (20593867)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 有機合成化学 / 無保護イミン / 四置換炭素 / アミノ酸 / 不斉合成 / 触媒 / グリーンケミストリー / 有機合成 / 環境調和型反応 |
研究成果の概要 |
本研究では、無保護の基質を用いる新たな戦略に基づき、幅広い無保護非天然アミノ酸類を直接合成可能とする新規環境調和型触媒反応の開発を行うことを目的とし、研究を行った。その結果、無保護ケチミンに対する種々の触媒的求核付加反応の開発に成功し、様々な無保護非天然アミノ酸類を直接合成可能な手法を確立した。また、原料である無保護ケチミンの新たな触媒的直接合成法を開発し、様々な官能基が共存可能で大量合成にも適用可能な手法を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、無保護のケチミンを用いることで、これまで常識であった保護基を使用せずに無保護のアミノ酸類が直接合成可能であることがわかった。これにより、廃棄物の副生が避けられない保護基の使用を回避して、より環境調和性の高い非天然アミノ酸類の合成法が実現可能であることを実証できた。また、無保護ケチミンの新たな触媒的直接合成法を開発することで、上記の無保護ケチミンを利用した無保護非天然アミノ酸類の合成手法の応用可能性を格段に向上できた。
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