研究課題/領域番号 |
18K06596
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47020:薬系分析および物理化学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
木下 恵美子 広島大学, 医系科学研究科(薬), 助教 (40379912)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Phos-tag / キナーゼ / リン酸化 / シグナル伝達 / phos-tag / フォスタグ / リン酸化タンパク質 / 疾患関連タンパク質 |
研究成果の概要 |
本研究では,疾患に関わるキナーゼ変異とリン酸化状態の関連をPhos-tag電気泳動を用いて解析した。MEK1キナーゼの点変異は,ある種の孤発性ガンの悪性度と関係し,抗がん剤耐性に関わる点変異も報告されている。本研究では15種の点変異について,細胞内リン酸化状態をPhos-tag解析した。この結果,Phos-tag解析は,ガンとリン酸化状態の相関,キナーゼ活性の変化や薬剤の有効性の予測などに有効であることが示された。 また,これまでの研究において蓄積したタンパク質のPhos-tag電気泳動解析データを(http://phostag.hiroshima-u.ac.jp)公開するサイトを開設した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ガンに関わるキナーゼの点変異が細胞内でのリン酸化状態にどのような変化をもたらすかをPhos-tag電気泳動方をもちいて調べた。この電気泳動パターンは,ガンの悪性度とリン酸化状態の相関,キナーゼ活性の変化や薬剤の有効性の予測などに役立つデータである。これまでにも,このようなPhos-tag電気泳動パターンを多く蓄積してきたので,本研究期間中にそれらのデータを公開するためのWebサイトを開設し,研究者に閲覧していただけるように整備している。
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