研究課題/領域番号 |
18K06612
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47020:薬系分析および物理化学関連
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
武上 茂彦 京都薬科大学, 薬学部, 教授 (70298686)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 脂質ナノ粒子 / γ-グルタミルトランスフェラーゼ / グルタチオン / イクオリン / 生物発光 / 発光デバイス / 酵素アッセイ |
研究成果の概要 |
酵素アッセイシステムを構築するために、グルタチオン(GSH)をモデル基質として選び、γ-グルタミルトランスフェラーゼ(γ-GT)アッセイが可能な脂質ナノ粒子発光デバイス(GSH-LNPLD)の開発研究をおこなった。GSH-LNPLDにおいて、0.1~0.4 Uのγ-GT量の範囲においてGSH-LNPLDの発光強度との間で直線性が認められた。本研究では、GSH-LNPLDのγ-GTに対する感度は臨床現場において使用するには不足しているものの、GSH-LNPLDを用いてγ-GTアッセイができる可能性を示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脂質ナノ粒子発光システム(LNPLD)のユニークな物質検出メカニズムに基づく、これまでにない酵素アッセイシステムを提案できたという点が、本研究成果の学術的意義である。また、LNPLDは分析可能な酵素の適用範囲が広いことに加えて、将来的には酵素をターゲットとする酵素阻害剤のスクリーニングに利用することにより、新薬の開発にもつなげることができるという点が本研究成果の社会的意義である。
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