研究課題/領域番号 |
18K06645
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
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研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
葛原 隆 徳島文理大学, 薬学部, 教授 (00260513)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ジアジフェノライド / ヒトiPS細胞 / 神経前駆細胞 / CCN / CCN2 / 神経突起伸展 / p-44/42 MAP / リン酸化 / 骨芽細胞 / iPS細胞 / 神経栄養因子 / バングル / 神経栄養因子様活性 / p44/42 MAPK / 神経分化 / 骨形成因子 / iPS |
研究成果の概要 |
ヒトCCN2タンパク質を含む培地で培養後、免疫抗体染色法を用いて神経突起マーカーMAP2の染色を行った結果、CCN2タンパク質は神経突起伸展の促進効果が見られた。神経前駆細胞のp44/42 MAPKのリン酸化を検定したところ、リン酸化が増加した。CCN2タンパク質の添加により、細胞内のp-44/42 MAPKが活性化し神経栄養因子様活性を示したと考えられる。CCN2タンパク質がヒト神経細胞の分化や成熟過程に関わるという報告はこれまでになく、そのCCN2タンパク質は骨形成に関わることが知られていることから、骨形成と神経分化・成熟を結びつける接点となっている可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨形成因子CCNファミリータンパク質が神経分化に関与するという研究は他には全く無く世界の中でも極めて創造性が高い研究と言える。この研究を通して、神経細胞の分化と骨形成の接点が明らかになる可能性がある。
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