研究課題/領域番号 |
18K06651
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
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研究機関 | 国際医療福祉大学 (2020) 東北大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
塚本 宏樹 国際医療福祉大学, 福岡薬学部, 准教授 (70423605)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Toll様受容体 / がん免疫療法 / 自然免疫 / 免疫チェックポイント / 低分子創薬 / CD73 / アデノシン受容体 / アジュバント / 腫瘍免疫 / PD-L1 / 低分子薬 / 抗体 / アデノシン / PD-1 / 複合がん免疫療法 / 免疫抑制経路阻害薬 |
研究成果の概要 |
本研究は、我々独自の「抗原特異的Toll様受容体4(TLR4)刺激抗体アジュバント」と「CD73/アデノシンA2A受容体免疫抑制経路阻害」、「PD-1/PD-L1免疫抑制経路阻害」による複合がん免疫療法の基盤構築と「新規低分子免疫抑制経路阻害薬」の開発を推進し、TLR4刺激抗体が優れたがん免疫応答のアジュバントであること、PD-1/PD-L1阻害療法の治療効果を向上させること、CD73/アデノシン受容体・PD-1/PD-L1免疫抑制経路を阻害しうるリード化合物を発見することに成功した。本研究成果は、複合がん免疫療法の理論構築と低分子創薬への応用が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
免疫チェックポイント阻害療法が成功し、がんは免疫で治せる時代が到来した。しかし、成功例のPD-1阻害抗体でさえ、その奏効率は高くて3割である。がん免疫病態は冗長で複雑、かつ多様なため、PD-1/PD-L1経路「非」依存的免疫抑制経路を標的とした新規治療戦略・治療薬が切望されている。本研究では、PD-1阻害抗体の治療効果を向上させるTLR4刺激抗体アジュバントの複合がん免疫療法、PD-1免疫抑制経路を遮断しうる低分子化合物、そして、PD-1「非」依存的経路を遮断しうるCD73阻害化合物を発見することに成功した。これら研究成果には、現行のがん治療を発展させる社会的かつ学術的な意義がある。
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