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細菌感染におけるFasシグナル依存的な新規ヘルパーT細胞の誘導とその役割の解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K06675
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
研究機関武庫川女子大学

研究代表者

内山 良介  武庫川女子大学, 薬学部, 教授 (20456891)

研究分担者 野坂 和人  武庫川女子大学, 薬学部, 教授 (10228314)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード細菌感染 / 炎症応答 / Tリンパ球 / Fasシグナル経路 / ヘルパーT細胞 / 炎症性サイトカインIL-1β / IL-1β / IL-17 / Fasシグナル / 炎症性サイトカイン
研究実績の概要

細菌感染に対する宿主炎症応答における、Fas依存的な炎症性サイトカインIL-1β/IL-18産生の詳細なメカニズムとその生体における役割について検討を行っている。我々の生体に対して侵入した病原体等を排除するためには、その侵入した病原体等に応じた適切な炎症応答を惹起することが必要である。我々はこれまでの研究で、従来、細胞のアポトーシス誘導に重要な役割を果たすことが知られるFasシグナル経路が、マクロファージや樹状細胞において病原体等の感染に対する炎症応答に関与することを明らかにしている。このFas依存的な炎症応答によって産生されるIL-1βは、宿主感染防御において病原体等の排除に作用することが予想されるTh17/Th1細胞(IFN-γ/IL-17A両産生性T細胞)が誘導される。このため、Fas依存的な炎症応答によるTh17/Th1細胞の誘導、調節メカニズムを解明することは、実際の感染制御における効果的な免疫機構の解明に重要であると考えられる。当該年度はコロナ禍の影響により研究の遂行が困難であった。次年度改めて研究を遂行していきたいと考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

令和5年度はコロナ禍の影響により研究の遂行が困難であった。これは研究に必要な試薬等の材料の問題もあるが、コロナ禍による当初計画段階では予期せぬ大学業務等の大幅な増加により、研究推進の時間が制限されたことが大きな問題であった。上記の要因等により、研究の推進がやや遅れる状態となっている。

今後の研究の推進方策

令和5年度はコロナ禍の影響により研究の遂行が困難であったが、令和6年度は改めて研究を遂行したいと考えている。今後の研究の推進方策としては、これまでに明らかにしたFasシグナル経路に対するオートファジー経路の関わりについて、細菌感染やFasシグナル経路活性化時におけるオートファジー経路の活性化状態や、Fasシグナル経路を介した炎症性サイトカイン産生への影響を調べることで、炎症性サイトカイン産生経路の全容解明を行っていく予定である。

報告書

(6件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2024 2023 2020 2019

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] Fasシグナルを介した炎症性サイトカイン産生経路の解析2024

    • 著者名/発表者名
      内山良介、林麻利亜、宮田義巳、野坂和人
    • 学会等名
      日本薬学会第144年会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] Fasシグナル経路を介した炎症応答におけるcaspaseの関与2023

    • 著者名/発表者名
      内山良介、筒井ひろ子、林 麻利亜、宮田義巳、野坂和人
    • 学会等名
      日本薬学会第143回年会、札幌
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] Fasシグナル依存的な炎症性サイトカイン産 生のメカニズム2020

    • 著者名/発表者名
      内山 良介、筒井 ひろ子、林 麻利亜、遠藤 祐里奈、宇治田 純子、鎌苅 美郷、野坂 和人
    • 学会等名
      日本薬学会 第140年会(京都市)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] Fasシグナルを介した炎症応答メカニズムの解析2019

    • 著者名/発表者名
      内山 良介、筒井 ひろ子、林 麻利亜、遠藤 祐里奈、中村友香、 花島有紗、川瀬史恵、田辺 凌子、田村 友紀、田所 真貴子、野坂 和人
    • 学会等名
      日本薬学会第139年会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-12-25  

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