研究課題/領域番号 |
18K06705
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47040:薬理学関連
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 宏昌 東京医科大学, 医学部, 講師 (10424178)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 筋萎縮性側索硬化症 / 前頭側頭葉変性症 / C9orf72遺伝子変異 / 神経変性疾患 / 前頭側頭型認知症 / 神経細胞死 / RNA編集 / ADAR / C9ORF72遺伝子変異 / パラスペックル / NEAT1 / リボソーム生合成 / RNAヘリカーゼ / C9ORF72 / リボソーム |
研究成果の概要 |
C9orf72遺伝子変異による筋萎縮性側索硬化症および前頭側頭葉変性症の発症メカニズムを解析した。C9orf72遺伝子変異から産生されるジペプチドリピートタンパク質Poly-PRに着目し、Poly-PRが誘導する神経細胞死メカニズムを解析した結果、Poly-PRはリボソーム生合成、パラスペックル核内構造体、RNA編集を阻害することによって神経細胞死を誘導することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ALS/FTLDの発症メカニズムを両疾患において最も高頻度に認められるC9orf72遺伝子変異に着目し解析した。本研究の遂行により、複数の神経細胞死メカニズムが明らかになり、本研究の成果は両疾患の理解を深めると共に、新たな創薬ターゲットの同定に結びつくものであり、超高齢化社会を迎え、両疾患の根本的治療薬が望まれる我が国において、医学的社会的意義のある成果が得られた。
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