研究課題/領域番号 |
18K06719
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
加藤 光 熊本大学, 大学院生命科学研究部附属グローバル天然物科学研究センター, 助教 (20547129)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 骨粗しょう症 / 破骨細胞 / 分化 / 阻害剤 / アルカロイド / テルペノイド / 天然物 / 細胞融合 / 骨粗鬆症 / 構造解析 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、骨粗しょう症の医薬品となり得る化合物を探すため、当研究室がもつ薬用資源ライブラリー(約4500種)について調べ、5つの阻害物質(ジブロモインドールアルカロイド、ダバノン類縁体、テルペノイドtaichunins、麦角アルカロイド、および、カテキン類縁体)を候補化合物として発見した。そのうち3種についてさらに効果を調べ、そのうち2種が従来の骨粗しょう症の医薬品とは異なる効果をもつことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新しい効果を示す医薬品を開発するためには、従来の医薬品とは異なる作用を示す医薬品候補化合物を見出すことが重要である。今後、日本が超高齢化社会を迎えるにあたり、我々は骨粗しょう症の治療薬の候補化合物を見出すことを目的とした。そして、本研究課題では、従来の骨粗しょう症の医薬品とは異なる効果をもつ化合物を天然物から見出すことに成功した。今回発見した化合物は、残念ながらすぐに医薬品として利用できるほど活性は強くなかったが、それらをモデル化合物として、新しい医薬品が開発されることを期待したい。
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