研究課題/領域番号 |
18K06748
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
藤吉 正哉 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (50751921)
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研究分担者 |
有吉 範高 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (00243957)
松本 准 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (60709012)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ラモトリギン / バイオマーカー / 個別化医療 / てんかん / LC-MS/MS |
研究成果の概要 |
本研究は、副作用として重篤な皮膚障害のあるラモトリギン投与量の個別適正化の方法論を構築することを目的とした。ラモトリギンのグルクロン酸抱合を触媒するUGT1A4の内因性基質である25-hydroxyvitamin D3 (25-OH-VD)およびその代謝物である25-hydroxyvitamin D3 3-glucuronide (25-OH-VD-glu) の血中濃度測定系を開発した。25-OH-VDおよび25-OH-VD-gluの血中濃度比とラモトリギンクリアランスの相関分析を行い、血中濃度比をラモトリギンクリアランス予測のバイオマーカー候補として見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抗てんかん薬ラモトリギンによる皮膚障害は、死亡例も報告された重篤なものである。また、皮膚障害は蓄積毒性ではなく、単回服用でも出現する場合があり、ラモトリギンを服用する前に患者個々に投与量を適正化できる方法論の構築が必要である。本研究は、ラモトリギンクリアランスを薬剤を投与することなく予測できる方法論を提唱したものであり、ラモトリギンの適正使用推進につながると考えられる。
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