研究課題/領域番号 |
18K06754
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
菊池 千草 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(薬学), 講師 (20444987)
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研究分担者 |
鈴木 匡 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(薬学), 教授 (20555081)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ロコモティブシンドローム / 健康サポート薬局 / 地域住民 / 健康促進 / 健康サポート / 薬局 / 地域 / ロコトレ / 健康寿命 / 歩行 / 自立 / 健康寿命の延伸 / 介護予防 / 地域包括ケア / セルフメディケーション |
研究成果の概要 |
【目的】薬局で行うロコモティブシンドローム(ロコモ)予防活動が地域住民にもたらす効果を測定値と薬局利用状況から検証した。【方法】65歳以上85歳未満かつロコモ度1を対象とした。ロコモ度テストなどの測定を実施した。介入群では薬剤師によるロコモ予防トレーニング(ロコトレ)の指導を行い、1か月ごとに確認した。6か月後の両群の測定値変化、薬局利用状況を統計的に解析した。【結果】対照群と介入群を比較したところ、立ち上がりテスト、ロコモ25、開眼片脚立ち時間、薬局訪問回数に有意な差が認められた。【考察】薬局で行うロコトレ指導はロコモ予防に有益であり、地域住民の薬局利用を促進することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
薬局で薬剤師が行うロコモティブシンドローム(ロコモ)予防活動は地域の高齢者のロコモ予防トレーニングを正しく継続して行うことを可能にすることが明らかとなった。その結果、地域の高齢者の移動能力に関わる身体機能(特に片足で立つ力)を改善することも証明することができた。また、ロコモ予防活動は地域住民の薬局利用を促進することも明らかにすることができた。高齢者が自立した生活を送るためには自力で歩く機能を保つことが必要である。そのためにロコトレを行うことが勧められるが、継続して指導する場所がなかった。本研究で科学的に証明されたことにより薬局が健康サポートでロコモ予防活動を行うことを推奨することができる。
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