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抗腫瘍低分子STAT3阻害剤の弱点の克服に向けた組換えビフィズス菌DDSの応用

研究課題

研究課題/領域番号 18K06755
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47060:医療薬学関連
研究機関帝京平成大学

研究代表者

平 裕一郎  帝京平成大学, 薬学部, 教授 (20581953)

研究分担者 石田 功  帝京平成大学, 薬学部, 教授 (00415556)
平 郁子  帝京平成大学, 薬学部, 准教授 (60453693)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード抗腫瘍効果 / ビフィズス菌 / DDS / 癌 / 細菌 / 抗腫瘍薬
研究成果の概要

転写因子であるSTAT3は、現在複数の阻害剤が臨床開発中で、完全奏功した例もみられるなど抗がん剤の標的分子として脚光を浴びている。
本研究では膜透過型抗STAT3抗体を分泌する組換えビフィズス菌を構築した。本組換えビフィズス菌は種々の癌細胞に対し、in vitroおよびin vivoで強い抗腫瘍効果を発揮したことから、本組換えビフィズス菌はDDSを用いたSTAT3阻害抗腫瘍薬の候補の1つとなり得ると考えている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

転写因子であるSTAT3は現在複数の阻害剤が臨床開発中で完全奏功した例もみられるなど抗がん剤の標的分子として脚光を浴びているが、重篤な副作用がSTAT3阻害剤の臨床試験中に発現しており、これを回避するためには、DDSによる癌細胞への薬剤のターゲティングが必須であると考えられる。本研究では膜透過型抗STAT3抗体を分泌する組換えビフィズス菌は種々の癌細胞に対し強い抗腫瘍効果を発揮していることから、本組換えビフィズス菌はDDSを用いたSTAT3阻害抗腫瘍薬の候補の1つとなり得ると考えている。今後は本組換えビフィズス菌の実用化に向けた研究を進めていきたい。

報告書

(1件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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