研究課題
基盤研究(C)
骨転移を有するがん患者では、がん治療に加えて骨転移に伴う諸症状の予防と対策が加わるため複雑になる。より安全ながん薬物療法の実施に向け、副作用の早期発見と対策法の開発を推進する必要がある。そこで、骨転移治療薬による顎骨壊死のリスク因子を評価した。さらに、がん薬物療法による副作用のリスク因子について検討し、また、免疫チェックポイント阻害薬による治療をより安全に実施するため、事前に取り決めたプトロコールに基づき薬剤師が薬物療法を支援する体制を構築し、その有用性を評価した。本研究の結果は、より安全で持続可能ながん薬物療法のため、有益な情報を提供するものと考えられた。
骨転移治療薬の有用性が示され、骨転移を認めた段階から治療開始する症例が増えた。加えて、がん治療の進歩に伴い、抗がん薬による治療を長期継続できる様になったことで、これらの患者では、がん治療に加えて骨転移に伴う諸症状の予防と対策が加わり、より慎重な副作用管理が必要である。本研究では、がん薬物療法による副作用対策の一環として、骨転移治療薬による重大な副作用である顎骨壊死をはじめ、種々の副作用について検討を行った。
すべて 2021 2020 2019 2018
すべて 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 1件、 査読あり 12件、 オープンアクセス 10件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 2件、 招待講演 10件) 図書 (4件)
Support Care Cancer
巻: - 号: 8 ページ: 4763-4772
10.1007/s00520-021-06018-x
Cancer Chemother Pharmacol
巻: - 号: 6 ページ: 871-877
10.1007/s00280-021-04262-w
Urol Oncol
巻: 233 号: 4 ページ: 233.e15-233.e20
10.1016/j.urolonc.2020.09.013
Biological & Pharmaceutical Bulletin
巻: 43 号: 10 ページ: 1577-1582
10.1248/bpb.b20-00428
130007920938
巻: 43 号: 3 ページ: 458-462
10.1248/bpb.b19-00799
130007804462
J Clin Pharm Ther
巻: 45 号: 6 ページ: 1288-1294
10.1111/jcpt.13207
Front Pharmacol
巻: - ページ: 529654-529654
10.3389/fphar.2020.529654
Journal of Clinical Pharmacy and Therapeutics
巻: 45 号: 2 ページ: 298-302
10.1111/jcpt.13065
Biological and Pharmaceutical Bulletin
巻: 45 ページ: 00-00
130007883886
Ann Pharmacother
巻: 52 号: 10 ページ: 1051-2
10.1177/1060028018782985
Journal of Pharmaceutical Health Care and Sciences
巻: 4 号: 1 ページ: 1-8
10.1186/s40780-018-0110-6
10.1186/s40780-018-0113-3