研究課題/領域番号 |
18K06771
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
福島 恵造 神戸学院大学, 薬学部, 講師 (30454474)
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研究分担者 |
杉岡 信幸 神戸学院大学, 薬学部, 教授 (40418934)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | シスプラチン / 腎毒性 / 反復投与 / 慢性腎毒性 / 母集団解析 / Pharmacometrics / 慢性腎障害 / Pharmcometrics / 副作用 |
研究成果の概要 |
基礎実験におけるシスプラチン誘発性腎毒性は、準生理学的モデルにより良好に捕捉された。また、単回投与時による一括投与と分割投与(一括投与量を5分割し、5日間連続投与)における腎毒性を直接比較し、分割投与により腎毒性が減弱することを見出した。臨床研究では、基礎研究で構築したモデルによりmulticycleにおける腎毒性を良好に捕捉されたが、リスク因子として臨床的意義のあるものは見いだせなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シスプラチンの分割投与による腎毒性軽減効果には一部の臨床研究では否定的である。本検討では、この効果を支持する基礎的エビデンスを提供することができた。また、基礎研究で構築したシスプラチン誘発性腎毒性モデルは、臨床における腎毒性を補足するには有用であり、今後の活用が期待される。
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