研究課題/領域番号 |
18K06776
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
鈴木 琢雄 国立医薬品食品衛生研究所, 生物薬品部, 主任研究官 (10415466)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | FcRn / FcRn親和性改変抗体 / 分布 / 分解 / 体内動態 / ヒトFcRnトランスジェニックマウス / 抗薬物抗体 / Fc融合タンパク質 / Fc gamma受容体 / 抗体医薬品 / 動態 |
研究成果の概要 |
抗体医薬品は、新生児型Fc受容体(FcRn)と結合して分解から保護されることで、比較的長い血中半減期を持つことが知られている。FcRnはトランスサイトーシスや抗原提示細胞内の輸送にも関与するとされており、FcRn親和性の違いは抗体医薬品の動態や抗原提示に広範な影響を及ぼすと考えられる。本研究では、FcRn親和性を改変した抗体とヒトFcRnトランスジェニックマウスを用いて、未分解抗体と分解物を区別可能な分布解析法による解析を実施し、FcRn親和性が抗体医薬品の分布に及ぼす影響を明らかにした。さらに、抗原や抗薬物抗体との複合体形成の影響や抗薬物抗体の産生について解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、FcRn親和性の違いが臓器分布に及ぼす影響について明らかにすることが出来た。得られた知見は、効果的な抗体医薬品類の分子設計や、FcRn親和性が従来と異なる抗体医薬品の有効性、安全性の評価において重要と考えられる
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