研究課題/領域番号 |
18K06826
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48010:解剖学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
本橋 力 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 講師 (40334932)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ダイレクトリプログラミング / 上皮-間葉系転換 / EMT / 間葉系細胞 / 神経堤細胞 / 色素細胞 / 乳腺上皮細胞 / 角化細胞 / 上皮ー間葉系転換 / ダイレクト リプログラミング / 間葉系 / 体細胞 |
研究成果の概要 |
体細胞を別の機能細胞に直接転換するダイレクト リプログラミングは間葉系細胞では容易に起こるが、それ以外の体細胞では容易に起こらない。本研究では、様々な体細胞でダイレクト リプログラミングを可能にするための方法として、上皮-間葉系転換(EMT)を利用したダイレクト リプログラミング法の開発を試みた。角化細胞を用いた検討により、EMTを起こす転写因子を明らかにし、これによってEMTを起こした角化細胞に神経堤細胞発生マスター転写因子SOX10を発現させることによって角化細胞を神経堤様の細胞に直接転換させることに成功した。また、同様の方法で乳腺上皮細胞も神経堤様の細胞に直接転換させることに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
線維芽細胞以外の細胞種では容易に起こらないダイレクト リプログラミング法を角化細胞や乳腺上皮細胞で可能にした本研究の成果は、あらゆる体細胞のダイレクト リプログラミングへの応用が期待でき、この技術の基礎研究を超えた大きな発展につながる可能性がある。
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