研究課題/領域番号 |
18K06830
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48010:解剖学関連
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
森 徹自 鳥取大学, 医学部, 教授 (30285043)
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研究分担者 |
岡田 誠剛 倉敷芸術科学大学, 生命科学部, 教授 (40334677)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 成体ニューロン新生 / 組織学 / 脳室下帯 / 子宮内電気穿孔法 / 神経細胞死 / 微小神経回路 / 神経幹/前駆細胞 / 神経回路 / 神経伝達物質 |
研究成果の概要 |
成体マウスの脳室下帯(subventricular zone: SVZ)では、生涯を通じてニューロン新生が起きている。申請者は、脳室下帯に少数の成熟ニューロンが存在することを発見し、SVZ-N (Neuron)と命名し、それらの形態学的な解析を通じて、成体ニューロン新生に対する機能解析を行った。SVZ-Nは、隣接する線条体ニューロンと近縁ではあるが、異なる形態学的特徴を有していた。発生学的解析から、SVZ-Nは細胞死により脱落する可能性が示唆された。本研究の副次的な成果として、ニューロンの細胞死を特異的に検出するFluoro-Jade C染色の染色プロトコールを改良することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、新規のニューロン群であるSVZ-Nを発見し、その形態学的解析から、成体ニューロン新生との関連を明らかにしたことにある。成体ニューロン新生は、脳の活動状態に左右され、特に神経伝達物質による調節機構が注目されている。本研究から、SVZ-Nが、成体ニューロン新生に深く関与する可能性を示唆している。本研究は、成体ニューロン新生の調節メカニズムの研究に、大きく寄与するものと考えられる。
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