研究課題/領域番号 |
18K06856
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48020:生理学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
篠原 徹二 大分大学, 医学部, 助教 (60457629)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心不全 / 洞結節機能障害 / 心房細動 / 糖尿病 / 洞不全症候群 / 洞結節機能 |
研究成果の概要 |
心不全患者は洞不全症候群および心房細動などのリズム異常を合併することが多い。そのメカニズムとして洞結節細胞の線維化およびリモデリングなどの関与が考えられている。 今回の我々の研究によって心不全を併発している心房細動患者に対してカテーテルアブレーション治療を行うことで、心房細動を治療することが心不全再入院を抑制できることを明らかにした。また、我々は心不全と同様に糖尿病は洞不全症候群を引き起こすことを以前明らかにしていたが、インターロイキン10の補充療法が洞結節機能保持に効果的であるメカニズムを明らかにして報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心不全患者は洞不全症候群および心房細動などのリズム異常を合併することが多い。そのメカニズムとして洞結節細胞の線維化およびリモデリングなどの関与が考えられている。 今回の我々の研究によって心不全を併発している心房細動患者に対してカテーテルアブレーション治療を行うことで、心房細動を治療することが心不全再入院を抑制できることを明らかにした。このことは、心不全がリズムに及ぼす影響を証明することができた。今後さらにそのメカニズムを明らかにしていくことで、新しい治療方法の開発につなげていくことができる。
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