研究課題/領域番号 |
18K06860
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48020:生理学関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
小澤 一史 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (60169290)
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研究分担者 |
岩田 衣世 日本医科大学, 医学部, 准教授 (00582991)
金谷 萌子 日本医科大学, 大学院医学研究科, ポストドクター (00759805)
石井 寛高 日本医科大学, 医学部, 准教授 (20445810)
服部 裕次郎 日本医科大学, 医学部, 講師 (40528436)
肥後 心平 日本医科大学, 医学部, 准教授 (50623922)
渡辺 雄貴 日本医科大学, 医学部, 助教 (50781788)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Kisspeptin / KNDy neuron / Immunohistochemistry / Dohad theory / Energy balance / Estrogen recdeptor / Kisspeptin receptor / Puberty / キスペプチン(Kisspeptin) / GnRH / 視床下部 / 生殖機能調節 / エネルギー代謝調節 / Dohad theoty / Sex steroids / HPG axis / Estrogen receptor / Nutrition / DOHad theory / Nurtrition / Estrogen受容体 / Kisspeptin受容体 / 代謝エネルギー / 生殖神経内分泌 / キスペプチン / HPG軸 / 性ホルモン受容体 |
研究成果の概要 |
生殖制御系の新しい「主役」であるKisspeptinとその含有ニューロンの機能形態学に関して組織細胞化学的手法、分子生物学的研究手法等を駆使して研究展開を行った。その結果、エネルギー代謝と生殖制御神経軸との関連性、性ホルモンのsubtypeとその機能、kisspeptin関連ペプチドの脳内分布とその機能、Dohad theoryに基づく母胎内環境の生後に及ぼす影響、糖尿病モデル動物における生殖制御機構の変化、kisspepニューロンへの影響など幅広い研究業績を上げることが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生殖制御に関わる神経、神経内分泌学的研究はkisspeptinニューロンの発展によって大きく展開の舵を切り、多数の研究成果が発表されるようになり、これまで疑問とされてきた様々な不明点のブラックボックスの開錠へと繋がっている。この結果、エネルギー代謝調節と生殖制御系の密接な関係の解明、ストレス応答系と生殖制御系の関係等、様々な環境因子の生殖制御系へのシグナルinputにkisspeptinニューロンが大きく関わり、この観点から思春期発動やその後の生殖機能制御系の発達の仕組みが明らかとなりつつあり、これらのと関連する臨床的事象の解明にも大きく貢献しており、社会への具体的な還元、貢献が増えている。
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