研究課題/領域番号 |
18K06874
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48020:生理学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
濱 徳行 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (60422010)
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研究分担者 |
横田 茂文 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (50294369)
伊藤 眞一 島根大学, 医学部, 特別協力研究員 (10145295)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 呼吸リズム / 経血管灌流標本 / 孤束核 / 光遺伝学 / 弧束核 |
研究成果の概要 |
臓器感覚の中継核である孤束核の抑制性ニューロンや興奮性ニューロンを活性化させることで呼吸周期に生じる変動を解析した。その結果,抑制性ニューロンは吸息ニューロンでもある呼吸ペースメーカーニューロンの活動を抑制することで吸息を停止し,興奮性ニューロンは呼息ニューロンを活性化することで呼吸周期を調整していることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
呼吸は生命維持に不可欠な運動であり,その調節機構は不明な点が多い。体液のpHや肺の伸展状態といった臓器感覚による調節は重要な調節因子の一つである。これらの臓器感覚の中継核である孤束核の抑制性ニューロンや興奮性ニューロンによる呼吸調節機構を明らかにした。これにより,睡眠時無呼吸症候群といった呼吸調節機構に異常に起因する疾患の病態理解や治療法の開発に基礎的知見を提供することが期待できる。
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