研究課題/領域番号 |
18K06884
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48020:生理学関連
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
田代 晃正 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 生理学, 助教 (60598118)
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研究分担者 |
太田 宏之 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 薬理学, 講師 (20535190)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | メラノプシン / 羞明 / 侵害受容ニューロン / 三叉神経 / 自律神経反射 / 副交感神経反射 / 副交感神経 / 網膜神経節細胞 / 自律神経 / メラノプシン細胞 |
研究成果の概要 |
光刺激により興奮する三叉神経脊髄路核尾側亜核(Vc)の侵害受容ニューロンは、メラノプシンを含有する網膜神経節細胞(メラノプシン細胞)の興奮がトリガーとなっていることを明らかにした。また硬膜炎症によるVcニューロンの感作が、光刺激によるVcニューロンの興奮性を増大させると同時に光回避行動を増加させた。これらの結果より、メラノプシン細胞の興奮がトリガーとなるVcニューロンの興奮が「眩しさ」を符号化する要因の一つであることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「眩しさ」の情動形成を含めた、発症メカニズムは未だ不明な点も多く残されている。本研究では、光による侵害受容ニューロン興奮のトリガーを明らかにすることで、光刺激による不快感や羞明の発症メカニズムの一端を明らかにした。 「眩しさ」の神経機構の解明は、未だ有効な治療法のない羞明の新たな治療ターゲットの提唱、創薬につながっていく。
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