研究課題/領域番号 |
18K06890
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48030:薬理学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
白水 崇 三重大学, 医学系研究科, 助教 (00582678)
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研究分担者 |
稲垣 昌樹 三重大学, 医学系研究科, 教授 (30183007)
西村 有平 三重大学, 医学系研究科, 教授 (30303720)
中谷 中 三重大学, 医学部附属病院, 教授 (80237304)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 一次線毛 / がん / ゼブラフィッシュ / 癌 |
研究成果の概要 |
細胞膜上に生じる小さな不動性の突起物である一次線毛は、細胞増殖・停止のスイッチであることが明らかにされ、その動態制御が新たながん治療の標的となることが示唆されている。本研究ではCRISPR/Cas9システムを用いて、一次線毛制御因子のノックアウトゼブラフィッシュの作成を試みた。これらノックアウトゼブラフィッシュでは一次線毛の形成異常を示すとともに、繊毛病に関する表現系を観察することができた。今後はマルチオミックス解析により新たな標的分子を探索し、一次線毛形成に関わるメカニズムの解明や、それら分子を標的とした、新しいがん治療法の開発を目指す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がん研究の進展に伴い、がん患者全体の5年生存率は上昇しているものの、依然として治療が困難ながんも残されており、新たながん治療の開発が喫緊の課題となっている。一次線毛を介した細胞増殖制御については未解明な部分が多く、その分子メカニズムを解明することで新たながん治療法の開発に繋がることが期待される。
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