研究課題/領域番号 |
18K06896
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48030:薬理学関連
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研究機関 | 神奈川歯科大学 (2020) 横浜市立大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
橋本 達夫 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 教授 (20363806)
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研究分担者 |
古賀 資和 横浜市立大学, 医学部, 助教 (00637233)
増川 太輝 横浜市立大学, 医学部, 助教 (10711898)
田村 功一 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (40285143)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ドーパ / 肺高血圧 / 心不全 / GPR143 / 腎結石 / 腎不全 |
研究成果の概要 |
申請者らは、それ自体には生理活性はないと考えられてきたドーパに生理作用を有する可能性を示し、ドーパ神経伝達物質仮説を提唱してきた。最近、ドーパ受容体GPR143を同定し、GPR143がアドレナリンα1受容体と機能的相互作用を示し、血圧調節を行っていることを見出した。この知見は、ドーパによる交感神経制御とその病態への関与を示唆した。 本研究では、GPR143が肺高血圧症と心不全に関与している可能性を見出した。そのメカニズムとしてGPR143がアドレナリンα1受容体と機能的相互作用を示し、肺動脈収縮、増殖および遊走を司っていることを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、単独での作用がないと考えられてきたドーパミン前駆体、ドーパ自体に病態形成に関与する作用があることを示す初めての研究成果である。 関与する可能性のある疾患は、肺高血圧症と心不全である。いずれも新たな治療ターゲットが求められている疾患であり、新薬の糸口になる可能性がある。
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