研究課題/領域番号 |
18K06906
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48030:薬理学関連
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
米山 雅紀 摂南大学, 薬学部, 准教授 (00411710)
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研究分担者 |
山口 太郎 摂南大学, 薬学部, 講師 (30710701)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 平衡感覚障害 / 内耳前庭 / 有毛細胞 / ギャップ結合 / 前庭 / 平衡感覚 / 内耳 |
研究成果の概要 |
本研究は、平衡感覚機能障害発症と前庭有毛細胞のギャップ結合の機能的役割の解明を通じて、平衡感覚機能障害発症の病態メカニズムを明らかにすることを目的とした。マウス内耳内へのギャップ結合阻害薬であるcarbenoxolone(CBX)処置は、前庭有毛細胞の形態異常を引き起こし、ギャップ結合機能を低下させた。抗酸化剤であるtempolおよびNACはCBX処置によるギャップ結合機能の低下を抑制する傾向が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、平衡感覚には前庭におけるギャップ結合が重要な役割をもつことが明らかとなり、前庭有毛細胞のギャップ結合の機能的破綻が平衡感覚機能障害を発症することが示唆されたことは学術的に重要な意味をもつものである。また、平衡感覚機能障害に対して、抗酸化作用をもつ薬物が有効かつ効果的である可能性を見出したことは新たな治療薬開発において重要かつ社会的ニーズの高いものであり社会的意義は高い。
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