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脳内炎症による行動異常に対する大脳皮質神経細胞移動の関与

研究課題

研究課題/領域番号 18K06908
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分48030:薬理学関連
研究機関愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所

研究代表者

水野 誠  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 神経制御学部, 主任研究員 (20345515)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2018年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード発達障害 / 炎症 / 大脳皮質
研究実績の概要

ARHGEF9 (別名、Collybistin)はRho family GTPasesに対するグアニンヌクレオチド交換因子である。ARHGEF9の変異はてんかんや知的障害などの発達障害と関わっていることが報告されているが、脳発達段階におけるARHGEF9の局在についてはまだ詳細な解析がされていない。
そこで本研究では発達段階の脳におけるmARHGEF9の局在を明らかにするために、mARHGEF9蛋白に対するウサギポリクローナル抗体を作製した。作製したポリクローナル抗体は、COS7細胞に過剰発現したmARHGEF9蛋白を特異的に認識した。ウエスタンブロット解析によりmARHGEF9はマウス中枢神経系を含む広い組織領域で発現し、発達段階の脳においては胎生期により高い発現が認められた。これら組織では、報告されているmARHGEF9アイソフォームより高い分子量のバンドを認識していた。免疫組織学的解析では、大脳皮質、海馬、小脳の発達段階に応じた発現局在の変化が認められた。これらの結果によりmARHGEF9は脳の発達段階で高い発現を示しており、脳発達過程に重要な役割を果たしていることが示唆された。抗体の特異性も含め今後詳細に検討していく予定である。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Biochemical and Morphological Characterization of a Guanine Nucleotide Exchange Factor ARHGEF9 in Mouse Tissues.2018

    • 著者名/発表者名
      Ibaraki K, Mizuno M, Aoki H, Niwa A, Iwamoto I, Hara A, Tabata H, Ito H, Nagata KI.
    • 雑誌名

      Acta Histochem Cytochem

      巻: 51 ページ: 119-128

    • NAID

      130007411561

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-01-27  

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