研究課題/領域番号 |
18K06936
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48040:医化学関連
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
金 明月 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (60740404)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | alpha-synuclein / Tau / 脳の発生 / 中枢神経系の構築 / 神経幹細胞の分裂と分化 / 軸索輸送 / Unconventional微小管 / α-synuclein / 微小管結合タンパク質 / unconventional微小管 / 神経軸索輸送 |
研究成果の概要 |
我々の解析から、神経細胞の非定形微小管の構築に関わる因子としてα-synuclein (αSyn)、Tau、TPPP1、CRMP2とMAP1のLC2を同定した。その中、αSynとTauが脳への異常蓄積は重い神経変性疾患を引き起こすが、その発症メカニズムは未だに解明されていなく、生理機能にも不明な点が多い。その理由の一つが、αSynとTauの単独ノックアウトマウス(KO)がほとんど表現型を示さなかったことである。そこで、我々はin vivoにおける機能解析を行うため、αSynとTauを同時に欠損させたダブルKO (DKO)マウスを作成した。その結果、DKOの神経発生とグリア新生に異常を発見した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでαSynとTau生理機能を解析するため、それぞれの単独KOを用いた解析が数多く行われたが、ほとんど表現型を示さなかった。また、神経変性疾患患者の脳病変部の死後解剖では、αSynとtauが一緒に異常蓄積することが多数報告されていることから、機能的な関連性が示唆されている。我々は、生理機能とその関連性を解明するため、αSynとTauを同時に欠損させたDKOマウスを作成し、神経発生とグリア新生に異常を発見した。DKOマウスの解析から中枢神経系の構築におけるαSynとTauの生理機能を解明すれば、神経変性疾患の発症機構の解明や臨床治療法の開発に新しい科学的根拠を提供することになる。
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