研究課題/領域番号 |
18K06954
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49010:病態医化学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
井上 純 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 准教授 (50568326)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | オートファジー |
研究成果の概要 |
オートファジーの活性状態は各患者癌で異なるため、癌病態におけるオートファジー活性の生物学的意義を理解すると共に、オートファジー活性の有無に基づいた治療戦略の確立が求められている。本研究では、一部の癌細胞において、オートファジーの不活性化が腫瘍形成および転移能の獲得に寄与することを示した。また、オートファジー活性の指標となるバイオマーカー候補を特定した。さらに、オートファジー不活性化癌における治療標的となる候補分子および有効な低分子化合物を同定した。以上の成果は、オートファジー活性に基づいた新たな癌治療戦略を確立するための分子基盤となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
癌治療において、各患者癌の特性に基づいて治療方針を選択する個別化医療の実現が求められている。オートファジーの活性状態は各患者癌で異なるため、予め各患者癌におけるオートファジー活性を把握した上で、オートファジー活性化癌あるいは不活性化癌の各々に対して有効な治療方針を選択することが重要となる。本研究による成果は、各癌におけるオートファジー活性の測定方法の開発およびオートファジー活性に基づいた個別化治療戦略を確立するための分子基盤となる。また、オートファジーの不活性化が関与する他の難治疾患(神経変性疾患など)の病態解明にも役立つ可能性がある。
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