研究課題/領域番号 |
18K06963
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49010:病態医化学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
白石 裕士 大分大学, 医学部, 准教授 (80452837)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | リボソーム病 / Nol9 / ポリヌクレオチドキナーゼ / RNAキナーゼ |
研究成果の概要 |
生物のからだを構成するタンパク質は、リボソームと呼ばれる細胞内のタンパク質合成装置によって合成される。リボソームの異常は種々の疾患の原因になることが分かっており、「リボソーム病」と呼ばれている。本研究では、ポリヌクレオチドキナーゼのひとつであるNol9がリボソームの生合成に関与しており、その異常がリボソーム病様の症状を引き起こすことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、リボソーム病を引き起こす分子の異常はいくつか知られていたが、ポリヌクレオチドキナーゼの異常がリボソーム病に寄与することはあまり分かっていなかった。本研究により、ポリヌクレオチドキナーゼの生理的役割の一部を明らかにした。またリボソーム病の病態形成機構の一端が明らかとなり、新たな治療法の開発につながる成果が得られた。
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