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低分子量G蛋白質Rapシグナル経路のプロテオーム解析を用いた癌浸潤機構の研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K06984
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分49020:人体病理学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

明石 巧  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 准教授 (60242202)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード浸潤 / 癌細胞 / プロテオーム / proximity labeling / アクチン / Rap1 / 肺癌 / 質量分析 / リン酸化チロシン / Src-superbinder / 癌 / LC/MS/MS質量分析 / RapG蛋白 / 癌浸潤 / cortactin / Rap / Gタンパク質
研究成果の概要

癌の浸潤を制御しているアクチン関連分子を探索するためproximity labeling法を用いてアクチン、cortactin,Rap1Bをbaitとして浸潤性乳癌細胞MDA-MB-231においてアクチンと相互作用する分子のプロテオーム解析を行った。質量分析によって607個の蛋白を同定し、公開databaseをもとに肺腺癌組織で高発現し予後不良と相関する蛋白68個を絞り込んだ。その内17個についてin vitroで細胞運動を抑制する分子3個を絞り込むことができた。その一つであるアクチン結合蛋白LASP1が免疫組織学的に肺腺癌組織において高発現することが確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

アクチンは細胞運動や細胞外基質の分解を介して癌の浸潤に重要な役割を担う。本研究では一過性に相互作用する分子を同定可能な近年に開発されたproximity labeling法を用いたプロテオーム解析によってアクチンと相互作用し癌の悪性度と相関するこれまでに報告のない候補分子を同定することができた。この成果をもとに癌の浸潤を促進する分子を同定することによって癌の悪性度の評価や浸潤・転移を抑制する創薬対象の発見につながる可能性がある。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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