• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

タイト結合分子による腸上皮幹細胞の新規運命決定機構

研究課題

研究課題/領域番号 18K06993
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分49020:人体病理学関連
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

田中 瑞子  福島県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (40583638)

研究分担者 千葉 英樹  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (00295346)
東 智仁  福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (70515072)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード腸管幹細胞 / CLMP / JAMファミリー / 蠕動 / 腸上皮幹細胞 / タイト結合 / クローディン / ゲノム編集 / 腸管オルガノイド / 病理学
研究成果の概要

本研究は、タイト結合分子によって腸管上皮幹細胞の運命が決定される可能性について検証することを目指した。幹細胞ニッチに特異的に局在するクローディンが見出せなかったため、タイト結合を構成するJAMファミリー分子の一つで、先天性短腸症候群の原因遺伝子であるCLMPに着目して研究を進めた。CLMPは、腸管の蠕動を制御することが報告されている。私たちはCLMPを特異的に認識するラットモノクローナル抗体を作製し、免疫染色法によって腸管におけるCLMPの発現細胞や局在を検討した。その結果、CLMPが平滑筋層間の神経叢周辺に発現していることが分かった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで、タイト結合分子の神経叢組織での機能はほとんど知られていませんでした。CLMPがつくる細胞接着構造が分かれば、神経叢組織においてタイト結合の果たす役割の解明につながると期待できます。また、腸の蠕動運動は自律神経の支配を受け、消化の効率に影響します。蠕動運動を司る分子機構の解明は、先天性の短腸症候群のみならず、自律神経失調症を含むさまざまな消化障害の理解につながり、治療法の開発につながると考えられます。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi