研究課題/領域番号 |
18K07018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49020:人体病理学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
濱田 大治 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (30771480)
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研究分担者 |
谷本 昭英 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (10217151)
飛田 陽 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (10435026)
横山 勢也 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (20569941)
東 美智代 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 准教授 (60315405)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | アロマターゼ / 乳癌 / 転写制御 |
研究成果の概要 |
本研究は、既存のアロマターゼ阻害剤とは異なるアロマターゼの遺伝子転写の抑制を標的にした新たな作用機序を有するアロマターゼ阻害薬の基盤研究を行い、臨床上の問題の解決につなげることを目的とした。ヒト乳癌培養細胞を用いたアロマターゼ活性測定、ルシフェラーゼアッセイ、リアルタイムPCR解析などを用いてPCP4およびアロマターゼの関連性を検討したところ、アロマターゼの発現はPCP4によって調節されており、その調節はアロマターゼ遺伝子からの転写を介した作用であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳癌は日本人女性で最も身近に存在する癌である。乳癌診療ガイドラインでは閉経後の乳癌治療においてアロマターゼ阻害薬を推奨しており、近年の本邦の高齢化社会と相まって、アロマターゼ阻害薬が重要な治療薬剤となっている。本研究結果から、既存のアロマターゼ阻害薬とは異なるアロマターゼ阻害の新規作用機序を明らかにしたことは学術的意義が高く、アロマターゼ阻害の新たな作用機序を提示できたことは薬剤開発につながることが期待され、本研究成果は社会的に有意義なものとなる。
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