研究課題/領域番号 |
18K07052
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49030:実験病理学関連
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
望月 早月 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 外科学, 助教 (80365428)
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研究分担者 |
上野 秀樹 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 外科学, 教授 (90597535)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ADAM / CAF / 線維性癌間質反応 / 大腸癌 / Desmoplastic reaction / オルガノイド / がん関連線維芽細胞 / ADAM / CAF / 癌間質 / 転移 |
研究成果の概要 |
大腸癌線維性癌間質反応の形態的変化はがん関連線維芽細胞におけるa disintegrin and metalloproteinase 9s(ADAM9s)の発現と関連しており、ADAM9sは大腸癌細胞のインテグリンを介して細胞内ERK1/2のリン酸化促進と細胞増殖と遊走を促進し癌悪性度へ影響を及ぼしていると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大腸癌細胞とCAFを区別してそれぞれで発現するADAM分子の情報や機能に関してはほとんど報告がない。一方、大腸癌浸潤先端部DRのimmatureタイプの形態学的特徴と予後との関連は当教室の上野秀樹教授らが独自に明らかにしたデータであるが、その形成機構やADAM分子の関与に関しては全く情報がない。これらのことから、本研究項目の遂行によって明らかにできるデータは、ADAMやCAFの研究分野に大きなインパクトを与えることができるばかりでなく、癌組織内微小環境研究分野に大きな貢献ができると期待される。
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