研究課題/領域番号 |
18K07063
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49030:実験病理学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
山本 浩平 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (50451927)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | がん / 酸化ストレス / セレノプロテイン / SECIS配列 / SECISBP2 / 治療戦略 / 脂質 / 細胞死 / 悪性リンパ腫 / GPX4 |
研究成果の概要 |
GPX4のSECIS配列をノックアウトした細胞では、GPX4の発現が消失し、細胞増殖が顕著に減少し、さらに細胞死刺激に対する反応性の増加が認められた。臨床病理学的検討では、SECISBP2はDLBCLの独立した予後予測因子であることが示唆された。in vitroでは、SECISBP2-KO株でGPX4, TXNRD1の蛋白レベルが減少KO株で有意に細胞増殖の抑制が認められた。ドキソルビシン投与下では、SECISBP-KO株では有意に死細胞率が高いことが示された。SECIS配列およびSECISBP2は新たな抗腫瘍ターゲットとして有用である可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
難治性の悪性リンパ腫に対して、これまでにない新しい治療戦略を提唱できた点で学術的にも社会的にも大変意義のある研究が遂行されたと考えている。
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