研究課題/領域番号 |
18K07080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49030:実験病理学関連
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研究機関 | 千葉県がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
若林 雄一 千葉県がんセンター(研究所), がんゲノムセンター 実験動物研究部, 部長 (40303119)
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研究分担者 |
磯貝 恵理子 千葉県がんセンター(研究所), 発がん研究グループ 実験動物研究室, 上席研究員 (40300917)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 化学はつがん / Meis1 / RNA sequencing / Chip sequencing / 化学発がん / パピローマ / 扁平上皮がん / DMBA / TPA |
研究成果の概要 |
Meis1ノックダウン細胞株を正常皮膚ケラチノサイト由来細胞C5N、皮膚扁平上皮がん由来細胞B9、D3の3種類の細胞株を用いて作成し、RNA sequencingを行った。その結果、上皮性細胞マーカーにも用いられる高分子型のKeratin5/6a/6b/14/15 がC5N およびB9-Meis1 ノックダウン細胞株 で発現上昇していた。さらにEMT 関連転写因子のSnai1/2 や間葉系細胞マーカーのVimentin がMeis1 ノックダウン細胞株で で発現低下する傾向が認められた。Meis1-ChIP-seq データと併せて解析した結果、RNA sequencingの結果が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、ヒトがんの大規模次世代sequenceが行われているが本課題はそれらとは一線を画し、再現性良くマウスに腫瘍を誘導することのできるマウス皮膚化学発がんモデルを中心にすえたものである。Meis1は古くから研究されているがその機能に関しては不明な点が多く治療標的とすることが困難ながん遺伝子である。その経路を解明することは新たながん治療標的の解明へとつながり、本課題の遂行は基礎科学的解明にとどまらずライフイノベーションの実現に寄与するものである。
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