研究課題/領域番号 |
18K07108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49050:細菌学関連
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研究機関 | 長崎大学 (2020) 名古屋大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
寺島 浩行 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (60791788)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 細菌べん毛 / III型分泌装置 / 光架橋 / in vitro再構成 / タンパク質分泌 / 輸送装置 / タンパク質輸送 / 反転膜 |
研究成果の概要 |
細菌べん毛を構築するべん毛輸送装置のタンパク質分泌メカニズムとべん毛構築・機能メカニズムについて研究した。反転膜小胞を用いた試験管内輸送再構成系を使い、フック、フィラメントをin vitroで構築させることができた。また、物差しタンパク質FliKによってフックの長さを55nmに制御できた。これらの研究成果によって、べん毛が自分自身の構成要素だけで自律的に構築される分子機械であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細菌べん毛は、細胞外に長く伸びた線維状の超分子複合体である。その構築メカニズムを明らかにすることによって、タンパク質から構築される分子機械の作動原理と設計原理を知ることができる。本研究の成果によって、べん毛の構築原理の一端を解き明かすことができ、学術的意義のある研究成果を得ることができた。
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