研究課題/領域番号 |
18K07111
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49050:細菌学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
松下 治 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (00209537)
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研究分担者 |
美間 健彦 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 教授 (80596437)
内田 健太郎 北里大学, 医学部, 講師 (50547578)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ガス壊疽菌群 / 細菌性コラゲナーゼ / 基質アンカー・モジュール / 構造活性相関 / 歯槽骨再生 / 神経再生 / 歯周病 / 組織学的解析 / 行動学的解析 / 基質アンカー / 多発性嚢胞腎(PKD) / 構造生物学 / 歯槽骨 / 骨新生 / バイオマーカー / 細菌毒素 / 細胞外マトリックス / アンカリング / 再生医療 / 薬物シーズ |
研究成果の概要 |
生理活性物質を細菌性コラゲナーゼのアンカー・モジュールと融合してコラーゲン基剤や組織膠原線維に結合させ、組織修復能を局所で長期間発揮させることで骨新生を誘導できた。本研究では、1) 複数のドメインよりなるアンカー・モジュールがどのように膠原線維に結合するかを明らかにした。2) 歯周病による歯槽骨欠損モデルを用いて、コラーゲン結合性線維芽細胞増殖因子(CB-bFGF)固相化コラーゲンを欠損部に充填して歯槽骨や歯周組織の再生を誘導できることを示した。3) 神経欠損モデルを用いて、生分解性外鞘にコラーゲンが充填された医療機器にCB-bFGFをアンカリングし、神経再生を誘導できることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細菌は様々な機能性ドメインを進化させ、時には真核細胞から遺伝子の水平伝播により機能性ドメインを獲得して、多様な環境で生存してきた。細菌性コラゲナーゼに着目し、2種類の機能性ドメインよりなる基質アンカーの構造と機能の関係を明らかにした。また、細菌の機能性ドメインを生理活性物質と融合することで、歯科領域の歯槽骨や歯周組織の欠損や整形・形成外科領域の神経欠損に対する組織再生用複合材を創出した。
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