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C. albicansの宿主内生存戦略におけるオートファジーの生理的役割の解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K07125
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分49050:細菌学関連
研究機関日本歯科大学

研究代表者

堀江 哲郎  日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (10508675)

研究分担者 堀江 朋子 (川俣朋子)  東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (70435527)
那須 優則  日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (50130688)
小池 麻里  日本歯科大学, 生命歯学部, 准教授 (00234667)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードC. albicans / カンジダ症 / オートファジー / 代謝 / メタボローム / 遺伝子発現プロファイル / 出芽酵母 / 病原真菌 / 代謝物 / Candida albicans / 分子生物学 / 転写因子 / 遺伝子組換え / タンパク質 / 遺伝子操作 / タンパク質科学 / 真菌 / 感染 / 生理機能
研究成果の概要

C. albicansの病原性とオートファジーの関連について解析するために、オートファジー関連遺伝子の破壊株を作製し解析を行った。その結果、培地中のグルコースが枯渇すると、オートファジーが顕著に誘導されることを見出した。この時、野生型とatg株では代謝物の著しい相違が見られた。またatg株と野生株を培養中に、経時的にサンプリングを行い、RNA-Seq解析に供した。maSigProソフトウェアで時系列比較を行い、atg株に特徴的な発現パターンを示す6つの遺伝子群に分類し、GO解析を行った。その結果、atg株では代謝関連遺伝子の他に、病原真菌特異的な転写因子群が顕著に変動していることが分かった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究ではC. albicansにおけるオートファジーの生理的機能について解析を行った。その結果、グルコースが枯渇するタイミングでオートファジーが強く誘導されることが分かった。栄養変動の大きい宿主内ではオートファジーが即座に誘導されて、増殖をサポートすることが強く示唆された。特に病原真菌特異的な転写因子がオートファジーと相補的な機能を持つことが明らかとなった。さらに詳細な研究を進めることで、宿主内での病原真菌の生存戦略の基礎を明らかとすることができると考える。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020 2018

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] Candida albicans のバルクオートファジーの代謝制御における役割の解明2021

    • 著者名/発表者名
      堀江哲郎
    • 学会等名
      第63回 歯科基礎医学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] Candida albicans の宿主内生存戦略におけるオートファジーの生理機能の解析2020

    • 著者名/発表者名
      堀江 哲郎,那須 優則
    • 学会等名
      第61回 歯科基礎医学会学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] Candida albicansの宿主内生存戦略におけるオートファジーの生理機能の解析2018

    • 著者名/発表者名
      堀江哲郎,川俣(堀江)朋子,大隅良典,那須優則
    • 学会等名
      第42回分子生物学会年会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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