研究課題/領域番号 |
18K07158
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49060:ウイルス学関連
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
村上 努 国立感染症研究所, エイズ研究センター, 主任研究官 (50336385)
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研究分担者 |
玉村 啓和 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授 (80217182)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | HIV / 膜融合 / 阻害剤 / 二量体化 / 阻害ペプチド / 二量体 / 低分子 / HIV-1 / I型膜融合 / 侵入阻害剤 |
研究成果の概要 |
HIV-1 gp41のC末端側ヘリックス領域(CHR)由来のC34ペプチドやBogerらの低分子HIV-1膜融合阻害剤を二量体化することにより抗HIV-1活性が単量体に比べ著しく向上すること、二量体化により阻害ペプチドとN末端側ヘリックス領域(NHR)との相互作用がより強固になること、さらに、gp41のpeptidomimeticは、特定長さのPEG-linkerを用いて二量体化したときのみ高い抗HIV-1活性を示すこと、CC34REGの場合と同様に、Bogerらの阻害剤の二量体は、T-20および C34高度耐性HIV-1に対しても野生型と同程度または数倍弱い阻害活性を示すことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
HIV膜融合に関する新たな知見を提供し、さらにより強力なHIVHIV膜融合阻害剤開発に向けた新戦略を提供できた。
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