研究課題/領域番号 |
18K07170
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49070:免疫学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
瀧 伸介 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (50262027)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 自然リンパ球 / 上皮内リンパ球 / 転写因子 / 粘膜免疫 / ホメオスタシス / 腸管免疫系 / T細胞 / 胸腺 / Tリンパ球 |
研究成果の概要 |
腸管粘膜組織を中心に分布する上皮内リンパ球(IEL)や自然リンパ球(ILC)の分化、機能の制御機構について研究を行った。前者については、転写因子IRF-2の役割について検討を加え、IRF-2が胸腺内のIEL前駆細胞の選択に関わっている可能性を見出し、後者については小腸粘膜内ILCのホメオスタシスにTおよびB細胞が関わっている可能性を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
消化管には、他のリンパ組織とは異なる特殊化したリンパ球が存在し、常在細菌などに対する免疫応答を調節するなどして消化管における恒常性の維持に関わっている。そのような特殊化したリンパ球の仲間である上皮内リンパ球がどのようにして生成されるか、また自然リンパ球と呼ばれる細胞の数がどうやって一定に保たれているかの一端を明らかにした本研究は、消化管の健康に関わる重要なメカニズムである粘膜における自然免疫の制御の理解に貢献するものである。
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