研究課題/領域番号 |
18K07185
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49070:免疫学関連
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研究機関 | 麻布大学 |
研究代表者 |
宮武 昌一郎 麻布大学, 生命・環境科学部, 教授 (30239420)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | GATA3 / 皮膚炎 / 免疫チェックポイント / CTL / 転写因子 / カルシポトリオール / MC903 / MHC class II / LAG3 / CD8+ T cell / immune checkpoint / dermatitis |
研究成果の概要 |
T細胞で重要な転写因子GATA3にZnフィンガーの欠失という変異を導入することで、皮膚炎を発症する疾患モデルを樹立した。GATA3変異により、癌や感染症での慢性炎症において見られるResident memory T cell(TRM)が誘導されやすいことが皮膚炎の原因と考えられた。MHC class IIによる免疫チェックポイント機構が、CD8+T細胞による皮膚炎の抑制に重要であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
免疫チェックポイントは、自己免疫性疾患、癌、感染症などの慢性炎症における免疫応答の抑制に重要であり、免疫チェックポイントを制御することは、これらの疾患の治療につながる。疾患モデルを樹立し、CD8+T細胞に対するMHC class IIによる抑制という新たな免疫チェックポイント機構を明らかにした。MHC class IIを標的とした免疫チェックポイント制御法の開発に有用である。
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