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新規STING結合タンパク質による抗腫瘍免疫システムの獲得メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K07191
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分50010:腫瘍生物学関連
研究機関北海道大学

研究代表者

佐藤 精一  北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 講師 (60459724)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード自然免疫応答 / STING / インターフェロン / 腫瘍 / がん細胞 / 腫瘍抑制 / 核酸 / パターン認識受容体 / 抗腫瘍応答 / IFN / シャペロンタンパク質 / Hsp90 / タンパク質安定化 / シグナル伝達 / サイトカイン / 腫瘍免疫 / tumor suppressor / 小胞体 / アダプタータンパク質 / がん / 抗原提示機構 / ウイルス感染
研究成果の概要

代表者が従事してきたがん特性に関わるシグナルならびに、適応免疫系を制御する自然免疫シグナルの研究を基盤としてがん治療へ活かすことを考えた。臨床においては腫瘍が見つかった場合はすでに免疫細胞からの攻撃回避が成立した状態になっているが、がん細胞がどのようにして、免疫細胞からの攻撃を回避しているか、そのメカニズムは十分に分かっていない。どのようにがん細胞は腫瘍免疫を抑制しているのか?――この問題に対する1つの答えの手がかりとして、代表者らはSTINGと新規会合するタンパク質を同定した。この分子は、がん細胞で発現が更新し、STINGを抑制し、抗腫瘍免疫に寄与していることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

臨床においては腫瘍が見つかった場合はすでに免疫細胞からの攻撃回避が成立した状態になっているが、がん細胞がどのようにして、免疫細胞からの攻撃を回避しているか、そのメカニズムは十分に分かっていない。どのようにがん細胞は腫瘍免疫を抑制しているのか?――この問題に対する1つの答えの手がかりとして、代表者らはSTINGと新規会合するタンパク質を同定した。この分子は、がん細胞で発現が更新し、STINGを抑制し、抗腫瘍免疫に寄与していることが明らかになった。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020 2019

すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Regulation of an adaptor protein STING by Hsp90β to enhance innate immune responses against microbial infections2020

    • 著者名/発表者名
      Seiichi Sato, Kai Li, Nozomi Sakurai, Mei Hashizume, Sunanda Baidya, Hirotaka Nonaka, Koki Noguchi, Kozo Ishikawa, Chikashi Obuse, Akinori Takaoka
    • 雑誌名

      Cellular Immunology

      巻: 356 ページ: 104188-104188

    • DOI

      10.1016/j.cellimm.2020.104188

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] MicroRNA-30e-5p has an integrated role in the regulation of the innate immune response during virus infection and systemic lupus erythematosus2020

    • 著者名/発表者名
      Mishra R, Bhattacharya S, Rawat BS, Kumar A, Kumar A, Niraj K, Chande A, Gandhi P, Khetan D, Aggarwal A, Sato S, Tailor P, Takaoka A, Kumar H
    • 雑誌名

      iSCIENCE

      巻: 23 号: 7 ページ: 101322-101322

    • DOI

      10.1016/j.isci.2020.101322

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [学会発表] Genotoxicなストレスに対する自然免疫応答に対する新規抑制因子の同定2019

    • 著者名/発表者名
      佐藤精一、高岡晃教
    • 学会等名
      第84回日本インターフェロンサイトカイン学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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