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SrcによるmicroRNAのエクソソーム内包メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K07221
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分50010:腫瘍生物学関連
研究機関大阪大学 (2019-2021)
愛知県がんセンター(研究所) (2018)

研究代表者

内藤 陽子  大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任研究員(常勤) (10553026)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードエクソソーム / miRNA / がん進展 / 選択的内包化 / 細胞外小胞 / microRNA / Src / がん原遺伝子 / がん微小環境
研究成果の概要

細胞外小胞エクソソームに内包されるmicroRNA(miRNA)による受容細胞への生理的・病理的作用が注目されるも、そもそもどのようにmiRNAが選択的にエクソソームへ内包されるかといったメカニズムは明らかでない。それに対して本研究では、Srcによるがん形質獲得において特定のmiRNAがエクソソームに内包されるメカニズムの解明に取り組んだ。Src依存的にエクソソームに内包されるmiRNAに結合するタンパク質の探索を行い、miRNAの運び屋となる候補因子を同定した。さらに、Srcと運び屋因子がどのようにmiRNAの内包化を制御しているかを解析した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

エクソソーム内包miRNAの疾患依存的プロファイルや受容細胞への機能解析が多い中、本研究は、がん進展に伴うmiRNAのエクソソーム内包化の制御機構の解明に取り組んだ。エクソソームを標的としたがん治療の方法は、がん細胞によるエクソソーム分泌から受容細胞の取り込みの間の阻害に焦点が当てられている。それに対して、本研究成果は、エクソソーム伝播のさらに上流となる形成過程における、がん進展促進的なmiRNAの内包阻害といった新たな治療戦略の開発に貢献し得る。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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